実際にまな板がないというわけではなく、料理をしない家=
おかずは出来合いのものを買ったり、インスタント食品や
冷凍食品をレンジでチンして済ませるご家庭を揶揄して
言うようです。
と同時に、「バケツのない家」をご存知ですか?
これはもう、物理的にバケツそのものがない家のことです。
ワンルームマンションなどで収納場所がない場合から、
ただ単に「美的でない」ことを理由に買わない場合も
あるそうです。
うーん、「美的でない」ときたか。
そう来られると、バケツもなかなか言い返せない。
「バケツです」と全身で訴えるかのような青色(白とかも
あるけど)、安っぽい素材感、どんなに室内やベランダを
スタイリッシュにしても、そこにひとつバケツを置くだけで
一気に所帯じみた空間に。
あのバケツ特有の形もいけない。上広がりのスタイルが
洗面台下収納棚への収納を困難にしている。
雑巾を絞ったりするものだから、室内の収納棚には入れたく
無いし、ベランダに出しっぱなしにしておくと、太陽光に
さらされて劣化しちゃう。風呂場に置きっぱなしというのも
何だかなー。
でも、バケツってやっぱりあった方がいいですよね。
掃除だけじゃない。災害だの水道管破裂だの、万が一の
事態が起こった場合に助けになるのは、やはりバケツだと
思うのです。給水車に並ぶ人々の映像などを見るにつけ、
ひしひしとバケツの必要性を感じます……。
《 薄く畳めるバケツ 10リットル 》
収納場所に困る方にもスタイリッシュを求める方にも
きっとご満足いただけるであろう、「折りたたみバケツ」
の登場です。折りたたまれてるよ、あのバケツが。
もちろん、あの硬い素材がバキバキにたたまれている訳
ではありません。
秘密はボディーに使われている「熱可塑性エラストマー」
という樹脂。
イメージ的にはレンジ調理に使われるシリコンがもっと
しっかりした感じ(素材的には別物ですけどね)。
上辺の枠と底は硬いポリプロピレン製ですが、このボディーが
伸縮して、入れ子の様に枠に収まるのですね。
収まった時の厚さは、何と5センチ弱!
縦×横は31.5センチずつで、洗面台下収納もオッケー
な面積。
吊り下げ穴もついているから、壁面や洗濯機横にフックを
取り付ければ、吊り下げ収納もできちゃうんです。
あのバケツが。
カラーはライトグレー×ヴィヴィッドな黄緑。従来のバケツ
とは一線を画すオサレカラーに、スタイリッシュ派も納得
していただけることでしょう。
持ち運びもラクラクなので、掃除や災害対策だけでなく、
レジャーやアウトドアにもぜひ連れて行ってあげてください。
バーベキューなどでは、水を運んだり、ジュース類を冷やす
のに、きっと役立ってくれるでしょう。