ヤカンに限らず、全ての鍋やフライパンは使い終わったら
片付けるから、ガスコンロの上はいつでもキレイ、なーーんにも
ありません。という方は、このアイテムとは縁がないと思われる
のでお引き取り下さい。
ヤカンなんてこの十数年、ずーーーーっとコンロの上に置きっぱなし、
調理中の油がはねて汚れた上にホコリがつき、そこをガス火の
熱が焼き、さらに油にまみれた上にホコリがつき以下省略、
買った当初は銀色に輝いていたヤカン(鍋でもいいけど)の肌も
今は酸化した油のような真っ黄色。底フチなんて黒焦げになっていて、
最近じゃお湯を沸かそうと火にかけると、バーベキューの木炭みたいに
赤いホタル火がともります……。
こんなヤカンをお持ちの方、汚すぎるのが気になって洗ってみたけど
取れないのよね、あの油ヤケ。もっとこまめに洗っとけばよかった。
……などとお困りのあなた、ぜひこちらをお試しください。
《ダイヤモンドこげ取りシート 20枚入り》
「ダイヤモンド配合!水に濡らしてこするだけ!」
「キュキュっとこするだけで・・・♪ダイヤモンドの力で
落ちにくいサビや焼け汚れを簡単除去!」
……とあります。
確かに取れます。使い方も、シンクで水を細く出して鍋肌に当てながら
こすっていく、そんだけ。
あえていうなら、キズがつかないように力を加減してこする。
そんだけ。
研磨面のオレンジ色が無くなってきたら交換時。
キッチン洗剤とスポンジではびくともしなかった黄色い油ヤケが
きれいに落ちました。
炭化していたコゲもかなり落とせました。
さすが世界でもっとも硬い物質・ダイヤモンド配合。
それはそれは感動モノです。
ただし。
汚れていた期間が長ければ長いほど、年季が入れば入るほど、
汚れを落とすには当然時間がかかります。
「こするだけ!簡単!」とはなりません。
画像の鍋のコゲなんて、あれ、撮影用につけたものでしょうが、
本物だったらそんな簡単に落とせませんよ。
ゴシゴシやったらキズがつきそうなので、けっこう根気勝負でした。
そのあたりはご留意ください。
あと、ヤカンや鍋の「底面のコゲ」、これを落とすのには
さらなる時間と根気がいります。何しろ、直火であぶられている
のですから、こびりつき方が半端ないです。
このたび、ヤカンの底コゲに初めて気がつきトライしてみましたが、
ちょっと無理でした。日を改めて再挑戦してみたいと思います。
ちなみに、長年の使用により魚の身がへばりついたら中々取れなく
なってしまったグリル網にもチャレンジしました。
こういうのって、メラミンスポンジでこするとスポンジがボロボロに
なってしまうんですが、このシートなら研磨面は削れていくものの
シートが破れるわけではないので使いやすいです。
薄手なので、狭い部分や細かな箇所もこすりやすいです。
ヤカンと違って、端の方の黄色い油ヤケは取れにくかったです。
したたり落ちた魚の脂に、250度にもなると言われるグリル内部の
熱が加わった結果(もちろん、長年)なので、これは仕方がないかな。
<ご注意!>
本品が使えない素材・場所があります。
↓ ↓
・IHクッキングヒーター
・ガラストップガスレンジ
・フッ素樹脂コートの加工面や表面加工のある鍋
・塗装・滑り止め加工をしたまな板
・塗装された場所、柔らかな表面
以上、使用しないでねと注意書きされてます。
要するに、クレンザーの使えない場所には使ってくれるなということ
ですね。ご参考までに。