「軽く、かさばらず、仕切りポケットがある」こと。
ブランドとかどうでもいいです。使い勝手さえよければ。
あ。あと、見ためがダサいのはちょっと。
《スタンドオープン化粧ポーチ 》
「ガバッと開いたままスタンド(立つ)!」
「狭いトイレでのお化粧なおしにも!」
「倒れないから使いやすい!」
「ポーチの前面上部が倒れるので、中身が見やすい」
……などが売りの、この化粧ポーチ。
最初は「売り」にするほどのことかと思いました。
世にポーチと名の付くものは何千何万個とありますが、
およそ「化粧品用ポーチ」として売られているものは
たいがい底マチがあり、「立つ」ものが多いです。
デザインの問題で、口があまり開かず中身が確認しにくい
ものもありますが、前面上部どころか、「ファスナー3辺
フルオープン仕様」という、見やすさ極まりないものだって
あります。
底マチ約5.5センチに対し、高さは倍の約11センチ。
ちゃんと立ちますが、「倒れないから」と断言するのは
どうか。上の方に肘とかが突き当ったら倒れました。はい。
逆に、ポーチの前面上部(ペン差し部)が倒れません。
新品でクセがついてないせいか、手前に倒しても、みょーん
という擬態語とともに元に戻っていきます……。
「ガバッと開かんままやないかーーーー!」
フルオープンにしちゃうと中身がこぼれ出るため、寝かせて
使わざるをえない→置く面積をとる→売り文句の数々がムダに。
→上部のみオープンにせざるをえなかった。という、
メーカー四段論法的苦悩がうかがえます。
だがしかし。
「こんなもん、わざわざアイデア商品として売らんでも」と
思いつつ、街の化粧ポーチをチェックしにいったところ。
・ムダに厚く、かさばる。
・なんか重い。
・収納力はあるが、仕切りポケットの1つもない。
・ペン&ブラシ差しはあるが、カバーがないので使っている
うちに内部が早々に汚れる予感。
などと、上記の欠点を1つか2つ、または全部備えてまっす!
と訴えるポーチが多かった!
私は最初に書いたように、外出用化粧ポーチには「軽く、
かさばらず、仕切りポケットのあるもの」を求めているので、
この期に及んで、
「《スタンドオープン化粧ポーチ 》、いいんでない?」
と、考えを新たにしたのでした。
軽いし、かさばらないし、ポケット豊富だし。
ポケット種類としては、仕切りポケット3つ、ペンさしポケット
3つ、背面ポケットがついており、ペン差しには粉などの飛び散りを
防ぐカバーがついています。
黒地にピンクの配色デザインもなかなかオシャレ。
薄型なので、仕切りポケットにルージュやあれやこれやを入れると、
本体の方にはあまり入りません。コンパクト2つ分の厚さなら
大丈夫かな。ボトルタイプの粉おしろいとかはムリ。
税込1598円。このお値段だと、ミラーをつけてくれても
いいかなー。とは、正直思いました。