ほとんど雪の降らない地方に育ったものですから、たまーに
降ると、もう大変!
ある程度の大胆さが必要にもかかわらず、へっぴり腰で恐る恐る
歩くもんだから、すぐ滑る。
積雪2センチが怖い。
雪が中途半端に溶けた後、固まった凍結面はもっと怖い。
今、住んでいる地域は、山を切り開いてできた坂だらけの傾斜地
なので、恐怖3倍増しです。
車のタイヤだけでなく、自分の靴にもチェーンつけたい。
《スノー滑らナイゼン オールスパイク》
って言っても、いつか来るかもしれない雪道のためにスパイク
買うのも無駄だしなー。と思っていた頃に見つけたのがコレ。
実は、入手したのは一昨年の冬でした。いや、その前か?
「降ったらレポ、降ったらレポ」
と唱えていたのに、こういう時に限って全く降らない。
このままだといつレポできるか分からないので、今やっとく。
わざわざ雪国まで行く予算はないので、残念ですが、どんな靴に
つけられるか、という調査結果のみお届けします。
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1)おそらく、婦人靴のみ対応。
適応サイズМ(22〜25センチ)、L(25.5〜28.5
センチ)対応となってまして、私の持っているのはМなんですが、
足先部が意外に狭い。
縦には伸びる素材ですが、横は非常に伸びづらく、24センチの
息子のスニーカーが入らなかった。
メンズとレディスでは足回りが違うからですね、きっと。
紳士靴でも、先がギューンととんがったタイプのビジネスシューズ
なら入るかもしれませんが、丸っこいシルエットの物はたぶん
無理でしょう。
2)細いヒールの靴はムリ。
3センチ程度のヒールでも、地面に向かってキュッと細くなる
標準的な形のヒールは後ろ側のゴムでホールドできないので
すっぽ抜けます。
逆に、6センチ近いヒールでも、寸胴タイプのいわゆる太ヒール
ならしっかりはまりました。かかとの太さは重要。
ローファーはほぼ使えるでしょう。
3)金属スパイクついてます。
3ミリ強(推定)の金属スパイクが、前部に6個・かかと部に
4個ついています。
滑り止めとして期待できますが、その反面、雪の無い硬い
床面・アスファルトの上を歩くと、カッツンカッツンと音が
します。
フローリングの上で試し履き、とかはやめましょう。
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いざという時のために、積雪3センチが大ニュースになる都会の
ご家庭にこそ備えていただきたいアイテムかとは思います……。